VGC2022 振り返り
1月 victory road 大会(1月16.17) Top32
@命の珠 ハイドロポンプ/亜空切断/大地の力/まもる CS
@くちたけん きょじゅう/聖剣/身代わり/まもる AS
@オボンのみ 10万ボルト/電磁波/怖い顔 /怪電波 HB
@襷 暗黒強打/インファイト/不意打ち/守る AS
@忘れた 猫騙し/フレドラ/DDラリアット/捨て台詞 HBD
@バコウのみ イカサマ/ 胞子/怒りの粉/守る HD
前日にふゆばれに構築教えて貰って丸パクリした。
悪戯ボルトの刺さり具合がやばかったのだけ覚えてる、パッと見パルキアだけでオーガザシアン完封できると思ってたけど意外とそうでも無かった。
2月INC
@命の珠 ワイボ/瓦割り/空を飛ぶ/守る AS
@突撃チョッキ 断崖の剣/ストーンエッジ/ヒートスタンプ/ギガインパクト HD
@くちたけん きょじゅ/聖剣/身代わり/守る AS
@スカーフ 熱風/ブラスト/暴風/てだすけ CS
@残飯 大地の力/冷ビ/欠伸/守る HB
当時はグラザシが上位陣にしか認知されていなく、環境のぶっさり具合がやばくて23連勝で1833 27-1とかで1879と順調だったがじんかけでアルカナさんにしばかれて時間なくて終了
深夜のボーダー争いで心臓がなくなった
間違いなくお気に入り構築の一つに入る、強かった。
ありがとうじーんさん
3月INC
@オボンのみ ハイポン/放射/亜空/トリル HC
@弱保 ランス/馬力/トリル/守る 弱補 HA
@防塵ゴーグル 猫/フレドラ/捨て/守る HA
@バコウのみ イカサマ/胞子/粉/守る HD
@珠 ソルクラ/地団駄/猫/不意打ち 珠 HA
@サイコシード ワイドフォース/手助け/指/守る シード HB
パルバド使ってる時にキツかったエレキ黒バド、イベルタル鉄球オーロンゲ、モロバレル全てをケアしてくれる珠ロンゲ
意外と火力あってザシアンぐらいならアースで吹っ飛ぶ
モロバレルに花粉団子を抜いた関係上トリル開始前のダメージレースを回収できないのが微妙
1試合が長すぎてイライラした、受け身の構築は二度と使わないと誓った
4月INC
@ロゼル ハイポン/大地/亜空/守る CS
@くちたけん きょじゅう/聖剣/身代わり/守る AS
@シュカ 猫/フレドラ/DD/捨て台詞 HB
@チョッキ グラスラ/馬力/猫/蜻蛉 HA
@進化の輝石 イカサマ/サイチェン/トリル 自己再生 HB
@珠 ブラストバーン/暴風/原子の力/守る CS
パルキア好きすぎる件
直前まですっと黒バド強いって思ってずっと練ってたけどあんまり勝てなくて黒バドメタとしてポリゴン2を絡めたスイッチ構築を使用
珠じゃないパルキアがこの世の終わりほど弱かった、珠以外は二度と使わないと誓った
あと一回しかチャンスなくて全国大会は流石に行きたかったからかなり焦った。
次の予選まで毎日ポケモンに取り掛かろうと決意
PJCS予選(5月6-9) 最終53位 予選抜け
@襷 アストラルビット/バークアウト/トリックルーム/まもる CS
@くちたけん きょじゅうざん/インファイト/身代わり/まもる AS
@シュカ 猫/フレドラ/DD/捨て台詞 HB
@チョッキ ワイボ/瓦割り/空を飛ぶ/アイアン AS
@鉄球 ムンフォ/追い風/すり替え/手助け CS
@ヨロギ ブラスト/暴風/原子の力/守る CS
黒馬が強いと信じ続けてできた構築
ネット予選ではミラーが多発すると考えていて、ミラーに差をつけれる要素として鉄球エルフーンを採用。
21戦消化して1590だったけどギリ抜けれたからあきらめないのは大切
珠じゃないボルトロスは本当に火力がカスだなと身をもって感じた。オーガロンゲに勝てない
予選の途中に感じてたけどパワーが無さすぎる
6月 全国大会 5-1 Top32
@珠 ハイポン/大地/亜空/守る 珠 CS
@くちたけん きょじゅ/聖剣/身代わり/守る AS
@シュカ 猫/フレドラ/捨て台詞/DD HBD
@チョッキ グラスラ/馬力/猫/蜻蛉 HA
@襷 暴風/こご風/追い風/雨乞い 襷 CS
@防塵ゴーグル ポルガイ/影うち/こらえる サイチェン
オザシ絶対負けない構築
オーガヌケニン強いんだからパルキアヌケニンも強いだろ!って適当に組んだら思いの外強くてどんどんキツイ要素を解決していったらこの並びになった。
キツイポケモンが本当にルナグラポリ2しかなくて、日本の環境なら優勝できると当時は思っていた
スイス4/6がオザシだったので構築選択は正解だった気がするが大会が終わった今変更点を加えるとすれば
ゴリランダーの持ち物をチョッキ→種
にしていたと思う、理由としてはポリゴン2が重すぎるのと、ゴリランダーは単純に火力優先した方がいいと感じた
後Bo3ではダイマックスできるポケモンが2匹以上必要だなと感じた、これに考えついた理由としては対ルナグラやグラ白馬の際にガオガエンをダイマせざる負えない状況に若干の違和感を感じた
この事から世界大会では主にダイマックス2匹以上を絶対条件として考える事にした
自分だけで組んだ構築の中だとかなりお気に入り
8月 世界大会 4-3 43位
@チョッキ 潮吹き/根源/雷/冷ビ HCS
きょじゅ 聖剣 じゃれ まもる HAS
@シュカねこ フレア DD すて シュカ HB
団子 胞子 粉 まもる バコウ HD
ワイボ かわら 空 まもる 珠AS
エナボ 追い風 くすぐる 挑発 メンハ HD
ここにきて全く使ってこなかったオザシが登場
全国大会が終わってからずっとオザシを練っていて、理由としては日本のあのメタ環境の中で優勝.top4に位置しているのがかなり印象的だった為
プレイヤーの実力を考慮しても、日本の全国大会でトップメタが優勝するのは過去を見ても異例だったのでそこに着目しました。
色々なタイプ(トルネ,ロンゲ等)を試しましたが両方のメリットを兼ね備えてる性能に惹かれエルフーン型を選択
その時一番自信のあるもの持っていきました。
結果としては4-3(〇〇XX〇X〇)最終43位とあまり良くない結果
反省点としては、全対応を目指しすぎた結果構築のパワーが落ちたことにあると思っています。
前日までずっとモロバレルかゴリランダーか悩んでいて、最終的にモロバレルを選択した理由としては海外にて圧倒的人気を誇るルナグラに対して強い点が特に魅力的でした。
その他にも相手のダイマックスレジエレキやパルバドに対しても有利を取れ、トリトドンに対してもゴリランダーが居なくても意外と何とかなるというのを知りそれらが採用の決め手となりましたが、試合を通してメタ対象に1度もマッチングしなかった。
結果論ではあるけど、ゴリランダーを入れてそれらに勝てるよう立ち回りや細部を工夫していれば自信を持ってゴリランダーを採用出来たし結果も違ったのかもしれません。
そういう点でもゴリランダー入りでパルバドやルナグラを構築の細部や立ち回りの工夫で解決しているキヌガワさん、アルカナさんの構築は本当に完成度が高くめちゃくちゃ感動しました。それと同時に自分が考察不足だったと痛感しました。
感想&総括
今年は初めてのマスターカテゴリや初めての世界大会と初めて尽くしでした
自分は世界大会に出たくてポケモンを始めたのですが、その夢が叶って本当に嬉しかったです
色々な国のバケモン級に強いプレイヤーと世界一を賭けて頭をフル回転させて行う対戦は勝ち負け関係なしに本当に楽しかったし対戦以外にも、自分が尊敬していた人や仲が良い海外プレイヤーと交流出来たりと本当に全てが楽しかった!
このゲームをやってて本当に良かったと心の底から初めて思えた気がします。
来年以降も必ず選手として参加したい!
世界大会では全国大会と違い学ぶ事がとても多かったし、今自分に足らない物を大会を通して沢山知れたこともありとても充実した1週間でした。
特別勝てた年というとそうではありませんが、来年は世界Day2でトップカット入りを目標としてまた1から頑張ろうと思います。
PJCS2022 対戦振り返り
PJCS2022では初のマスターカテゴリーでtop32に入賞することができました。
今回はその対戦レポとなります、自分用に書いているのでかなり雑です
使用構築
1R VSやきいも(敬称略) 負け
構築
先発 後発
自分先発 後発
一戦目に切ってたルナグラ引いて絶望、対戦内容あんま覚えてないけどトリル最終ターンにガエン死にだしで最後暴風当てたら勝ちってところでガエンが砂ダメ1で耐えてトリル二回目張られて負け確
全国大会五回目だけど初戦負けたことなかったことなかったので若干の萎え
残り全勝しないとtop cutきつい状態になりました。
2R VS ねっち 勝ち
先発(うろ覚え) 後発
自分 後発
0-1で対戦相手はPJCS2019top8 WCS2019top16のガチ強者
有利構築だったのでにこにこしていた
ヌケニンを出しても良かったけど、カミツルギに薄かったのでガオガエンを選出
1ターン目相手はボルトをイエッサンに即引きザシまもるで、こちらは追い風ダイアースを押してたので不利対面になる。
じゃれつくを警戒するとイエッサン方向ダイドラが安定行動というのが共通認識だったのですが、相手はうまい人なのでそんな安直なことはしないだろうと思いイエまもる、もしくは手助け読みのダイストをザシアン方向
行動としては、ザシアン引きボルト出し→ボルトほぼひん死にもっていき有利でしたが、うまい具合にパルキアのダイマターンを枯らされ有利構築にも関わらず負けかけたので危なかったです。
3R VS マリン 勝ち
先発 後発
自分 後発
相手は日本一決定戦2020(シニア)の準決勝で対戦したことがあるマリン。ディアルガとヤミラミがめちゃくちゃきついのですが、ヌケニンが通っていたので選出
彼はプレイングが素直だと自分の中で認識していたので、パルキア即引きザシアンでダイドラグーンを透かしました。
ヤミラミをうまい具合に倒しこちらの盤面にはヌケニンがいたのですが、相手はヤミラミ死にだしでエレキがでてきました。
僕はキッスを選出されると思ったのでエレキがでできたことは予想外で、流石にヌケニンに薄すぎると考えエレキにダメ押し、もしくはディアルガに何か打点があると考え様子見のサイチェンをしたらディアルガからパワージェムが飛んできてびっくり
最終的にヌケニンは倒されたものの、相手のザシアンにじゃれつくがなくパルキアが一方的に通って勝ち
4R vs ウエキタ ショウマ 勝ち
先発 後発
自分 後発
有利構築
追い風パルキアが通りまくっていてダイアースでザシアンを処理、残りヌケニンで詰ませて勝ち。
5R vs ババ トモヒロ 勝ち
先発 後発
自分 後発
有利構築。
初手こご風ダイストボルトに打ったら急所で試合終了
4-1でなんか耐えてるなあと、オポネントが終わってるので次勝たないといけないとtop cutは厳しいかなって感じです
6R vs cona 勝ち
先発 後発
自分 後発
名前なんか聞いたことあるな~って感じで選出画面を見たら こな って書いていてナツメグと共有してた人か!となった。
初手対面ランドとガレオがダイマアタッカーとして採用していると思い、悪戯ボルトだと思いましたが断定はできなかったので追い風まもるから入る→相手はダイジェットきょじゅうざんをパルキア方向で有利盤面
ボルトは珠ということが判明、追い風の状況下なのでザシアンはまもると思い雨ごいダイストをボルト方向に、ザシアンは動いてきたがパルキア方向にきょじゅうざんだったので、じゃれつくはないとここで判断
最後少し怪しい盤面が続いたものの、ザシアンの身代わりが強く働き勝ち
top32確定で素直に嬉しかった、やり方は間違ってなかったと少し報われた気分でした。
top32 VS やなぎ
先発
自分
相手はやなぎ、知り合いだったので嬉しかったが構築が無理すぎて萎え
初手バナポリを予想して選出したがまさかのメタグロスを出されてびっくりした。
初手ポリ2グラ引きダイアースをザシアン方向ほぼひん死
ポリゴン2を倒せるのがザシアンしかいなかったので、ひん死のザシアンを大切に立ち回り、ダイマガオガエンでメタグロスやフシギバナを倒してグラスラでグラードンを倒す感じでギリギリ勝利 言語化できないぐらいいい試合だった。
二本目
先発 後発
自分 後発
予想通りの選出
相手はポリ2を大事にすれば勝てるからグラ引きダイバーンしてくるだろうと思いまもる台詞から入った結果、相手はトリル粉ガエン方向とこの世の終わりみたいに上手い行動された。
そのまま相手にテンポを捕まれ負け
この時点で相手はかなり読み癖があると感じ、それを基に三戦目に挑みました。
三本目
先発 後発
自分 後発
1.2本目で相手に読み癖があることを感じザシアン突っ張らせたらポリ2グラバック珠ダイバーンがきて終わり、立ち回りで最後ワンチャンあるところまでいったがちゃんとケアされた動きをされ負け。
不利構築でしたが1本目とれたこともあり悔しかったです。完全に実力負けした感じだったので納得していた自分もいました。
総括
初マスターカテゴリーのPJCSとなりましたが、悪くない結果に落ち着いて安心しました
優勝構築が超有利構築のオーガザシアンだったので、構築選択は悪くなかったと思いますが結局は自分の細かいところの甘さが原因だっと思います。
結果には満足していないので、世界大会ではもっと完成度が高い構築を作って優勝を目指して頑張りたいです。
余談ですが、去年の全国大会では二郎系ラーメンを食べたら優勝したのでそのジンクスに乗っ取って今年も友達と食べたのですが4人で行って
僕とわいぽんさんがtop32、ねくさすが準優勝とかなりいい結果に終わったので前日二郎食べるのはいいかもしれません(多分そんなことない)
二次会でもインドの人と沢山話せて初対面のななかさんはポケモン始めた時から知っていて実際話してみるととても優しい人だったし、ぅゅさんはガチファンだったので仲良くなれて嬉しかった‼️
来年も出たい‼️
【VGC2019】PJCS2019使用構築
こんにちは、みずです。今回は6/8-6/9にて行われたポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS) ゲーム部門にて参加した際に使用した構築をブログとして書き残しておこうと思います。
価値があるかと言われたらわかりませんが、反省という意味で描きました。
使用構築
こちらが今回使用した構築となります、結果は決勝トーナメントに進出しBEST32という結果に終わりました。
【pokepast】
https://pokepast.es/a1e8f2685dfab1b4
▽目次
1.構築経緯
●構築の改善・足りない要素
2.メタグロスの採用について
3.みがわりレックウザについて
4.個別解説
5.選出パターン等
6.最後に
構築経緯
書きたいことが多過ぎるので簡潔にまとめました。僕個人の考えが書いてあるので飛ばし飛ばしで読んでもらって構わないです。
3月半ばに知り合いにオーガレックが強いということで 並びを教えて貰い、INC(Nov)にて権利を既に獲得していた為、本戦にて使用する構築の調整段階ということもあり、ある程度の期間回していました。
その時教えて貰った並びというのがこちら
所謂オーガレックのテンプレ構築に近い並びと言っても過言ではないとは思います。本戦では色んな構築に対してのメタ貼ることを重要視しないといけない為構築自体の弱点を知るという意味でとりあえず触っていました
実際に使ってみた感想とてはオーガレックという構築はレックウザのエアロック を用いてサポートしてカイオーガの水を通していくような構築だとは思うのですが、そもそもこのルールにおいて水技というのは使用率上位のグラードン、ガオガエンにしか刺さらないと思っています。
これが何を意味するのかと言いますと、つまりカイオーガをエースとして扱うオーガレック構築はあまり強くないという見解に至った訳です。
なので僕はオーガレックを使うのであればカイオーガをサポートにしレックウザをエースとして扱う方が現状強いと判断しレックウザをエースとしたオーガレック構築を目指して調整段階というものの時間はあった為組み立てていくことを決めました。
そして改良する要素が見つかったところで、この構築を使っていてどんな負け方が多かったのかと言うのを挙げていくと
①トリックルームを使用した際にガオガエン等に猫騙し+バークアウト等でトリックルームターンを稼がれトリルを活かせないまま負けてしまう。
②モロバレルに弱点をつけるポケモンが実質レックウザしか居ない上にトリックルームした際にレックウザはフィールド等の恩を基本的には受けない為トリルした際にキノコのほうしが通されたり草結び等でかなり暴れられてしまう。
他にもありますが長くなる為省略、つまり逆に言い換えるとトリックルームターンを存分に活かせてないということになると思っています。
これに関しては自分のプレイングについても欠陥があるとは思いますが、それらを踏まえて新しい並びを考えていました。
そして次に自分で作成し調整段階で使用していた構築です。
トリックルームは自分には合わなかったので追い風をして潮吹き等でガオガエン等を処理しつつ剣の舞などでレックウザをエースとして扱っていくわかりやすいコンセプトをしたオーガレック構築です。
はがねタイプ等が居ないためスカーテテフがきつい上にフィールドを変える事も出来ない為、レックウザを通せる手段が限られていると思い、弱いと判断し没案にしました。
ですが、この構築を通してこの基本選出が強いという事が判明したのでこれを軸にパーティを組む事を決めました。
そしてカプ・テテフが重いのでS操作できてカプ・テテフにある程度体制があるポケモンを探していたところ次の並びが完成しました。
ロゼルの実で吹き飛ばすを持ったバルジーナです。
この並びに関しては構築や構築には圧倒的勝率を見せていたのですが、不利にとる構築が多かった印象でした。
PJCS本戦は予選(スイス)に関しては多種多様な構築に当たると考えていたので不利にとる構築が多いと勝てないと思っていました。
なのでこの構築に関しては、採用を見送るという方針で次の並びを考えていました。
この時確信したのですがやはり追い風などは適していないと判断しこの時から追い風等をオーガレック構築に入れるのは避けていて、時間も限らている為、別の構築を触ったりして感触を確かめていました。
ですがPJCS予選などでは実際に実機の環境にて勝てるのか試してみたいという気持ちもあり環境調査目的である程度の期間回していて使い慣れている並びではあったので新しいオーガレック構築を組みそれを使用しました。
そしてPJCS予選にて実際に回し終えてみて、感覚自体もかなり良くレートもそこそこ盛れたのですが、本戦にて使うかどうかはまだこの時点では決めていませんでした。
何故この時点で決めれなかったのか、というのをいくつか挙げてみると。
大雑把に挙げてみるとこのような感じです。
ですが、これに関しては自分のオーガレックの理解度にあると思います。なのでこの時はオーガレックにあまり信用を置いておらず使うかどうかもその時は未定の状態でした。
ですが、4月のインターネット予選にて、実際に勝ち上がっている構築等を例挙していくと、ゼルネレックやグラゼルネ構築がかなり多かったように思います。
並びにEUIC(海外の大規模なオフライン大会)の上位に残っている構築を見てもこれらの並びが非常に多かったと言えます。それらを踏まえて、本戦ではそれ等の並びが流行ると思っていたので、全国大会ではそれに有利に立ち回れるような構築を持っていく事を決意しました。
因みにPJCS(予選)で使用した並びはこちらです
後述する全国大会で使用した構築の原案です。
まだ調整段階というのもあり身代わり入りのレックウザの強さは知っていましたが、隠すという方針に至って普通の襷レックウザを使ってました。
メタグロスの採用についても後述しておりますのでそちらをご覧下さい。
そして本戦でオーガレックを使用することを決めてから今回PJCS予選で使用した構築の欠陥を探すところから始めました。
上から攻撃する手段がないため追い風等の仕事をかなりされてしまう。
上からダメージを与えれるポケモンがいないので凍える風などを1回入れることをかなり意識しないといけない上にカプ・テテフが同居していると相性的にも不利寄り
・みずタイプ
これらは完全にトゲデマルに任せているので、トゲデマルを失ったらかなり処理に苦労した。
これらの点を解決出来るポケモンをPJCS予選終了後に模索していました。
その結果カプ・コケコ ということにたどり着きました。
そして実際に試してみてもかなり感触はよかったので本戦で使用する6体が決まりました。
こうして本戦で使用する6匹が決まった所で、日々回して言って調整や技構成等を弄っていき、本戦にて使用する構築が決まりました。
調整に付き合ってくれた人ありがとうございました!
メタグロスの採用について
調整段階にて4月頃の環境に存在するオーガレック の並びでは当時環境を占めていたゼルネレック やグラゼルネ などといったパーティに安定して勝てないことに気付きました、実際にそれ等に安定して勝てる構築が当時は存在しなかったので、それがこの並びの流行った原因だと思っています。
そこで何かいい感じにメタを貼れるポケモンが居ないかと探していた所 メタグロスにたどり着きました。
その時点では本当に実機の環境にてゼルネレックに対して上手くメタが機能しているかが確認不足だったので先程述べた通りPJCS予選にてメタグロス+オーガレック構築を使用し感度を実際に確かめていました。
身代わりレックウザ
環境上に存在するパーティの殆どに該当する点が、ガオガエン 等の威嚇ポケモン+伝説枠でレックウザを対策してるパーティが多いと感じていました。
威嚇のみで対策してる不届き者に対し身代わりと言う技が刺さるということをPJCS予選前辺りに発見し、それを軸にパーティを決めていきました。
最初の段階では守るを入れずに神速にしていました。
なので本戦(bo3)の際は全ての技を見せないというプランを事前に組んで持ち込む予定だったのですが、調整試合などのBVを自分なりに分析してみると、毎試合に身代わり打つ機会が多く感じました。
守るがないとバレたレックウザはあまり強くないと思っています(相手が猫騙し+技で集中してくる為)と思っていたので、神速を抜いて守るをいれました。
身代わりは相手からしたら本来ない技なので予選bo1というのをかなり意識した技構成になっています。
長くなりましたが個別解説に入ります。
個別解説
性格 :いじっぱり
実数値 :184-192-111-X-134-147
メガ進化後 : 184-225-121-X-144-167
努力値 : 28-36-4-X-188-252
特性 :エアロック→デルタストリーム
持ち物 : パンジのみ
技構成 : ガリョウテンセイ みがわり つるぎのまい まもる
H-4n
A- +1ガリョウテンセイで207-111カイオーガ15/16で1発(205~243 93.7%)
HB-あまり
HD-C200カプ・テテフのムーンフォース確定耐え(152~180 82.6%-97.8%)
C183ゼルネアスのシングルマジカルシャイン確定耐え(152-182 82.6%-98.9%)
C189ルナアーラのムーンライトブラスター確定耐え(148~175 80.4%-95.1%)
C147のカプ・コケコの0.75マジカルシャイン木の実込で3回耐え(68~84 36.9%-45.6%)
ガリョウテンセイ- 唯一の攻撃技、火力に全然努力値を割いていないですがそれでも火力がバグレベルで強かったです。
つるぎのまい-基本的には身代わりした後につるぎのまいをすることが多かったです。
つるぎのまい見せると次のターンは大体弱気な行動してくるのでそれに対してみがわり合わせるこもありました。最強
みがわり-この構築の初見殺し技 ガオガエンに対して積極的に投げて身代わりして一方的にアドを稼いでいきます。
潮吹き+身代わりなどが通ると大体勝てます。
レックウザを使うにあたってエレキ(ミスト)フィールドの効果を受けないことが懸念されていましたがそれら身代わりでケアできるので本当に強かった。
剣の舞を見せると相手視点から見た大体の技構成予想に守るが外れる可能性が高かったのでそれも、よかったのかなと思います。カプレヒレの凍える風を身代わりで透かせる上に威嚇も効かないのでガオガエンの受けが回らないこともあり本当に強かったです。
まもる-最初は神速でしたが守るがないとバレたレックウザは弱いと思っている+つるぎのまいを積んだレックウザは集中されやすいのでそれのケアもしつつこの技を選択しました。
これに関しては間違ってなかったです。
性格 : ずぶとい
実数値 : 191-X-139-226-181-136
努力値 : 124-X-132-44-4-204
特性 : おおあめ
持ち物 : あいいろのたま
技 : こんげんのはどう しおふき こごえるかぜ まもる
HB-メガミュウツーYx1.5サイコブレイク確定耐え(150-177 78.5%-92.6%)
性格に関しては、ずぶといじゃなくても耐えることが可能なのですが、そもそもサポートとしてこのポケモンを採用している関係上、火力に関しては求めてないので本来ひかえめで使う予定でしたが、前日にずぶといに変更しました。
A182メガボーマンダ-1すてみタックル確定2耐え(72-85 37.6%-44.5%)
HD-C240のウルトラネクロズマのフォトンZ確定耐え(150-177 78.5%-92.6%)
S-S134ゼルネアスがブログを漁っていて多いと感じたのでそれを抜いてる奴を抜くと言った感じで実数値136にしました。
悪魔でサポーターですが、最低限のことはしてもらいたいのでなるべく早い方が理想的な展開に持ちかけやすいと思います。
しおふき-最大火力 あくまでもサポーターなので基本的には根源ではなくこのしおふきをおします。
こんげんのはどう-あまり打たないですが、しっかり当ててくれれば最強の技です。
こごえるかぜ-サポータなので起点を作るという役割をこのポケモンに持たしているので、れいとうビームではなく、こごえるかぜを採用しました。
強みを少しだけ語ると
基本的にカイオーガは初手に選出する事が多いのですが、1ターン目こごえるかぜ+レックウザバックしながら2ターン目にしおふき+身代わりなどを決めていけば、身代わりを残しつつ相手のポケモンに負荷をかけれるので、一方的なアドバンテージを握れます。
ダブルダメージなら丁度ランドロスがミリ耐えするぐらいの火力なのでそれも強みだとおもいます。
自分の語彙力では凍える風の強みをこれ以上語れないので、ここまでにしておきます。
まもる-他に入れたい技があまりない為必須
性格: しんちょう
実数値:191-136-121-X-141-90
努力値:164-4-84-X-180-76
特性:いかく
持ち物:とつげきチョッキ
技構成: ねこだまし フレドラ バークアウト とんぼがえり
HB-A177メガガルーラの−1すてみタックル高乱数2耐え(43.9%-51.8%)
A255ゲンシグラードン−1の0.75だんがいのつるぎ確定耐え(75.3%-89.0%)
HD-C201ゼルネアスの+2ムーンフォース確定耐え(75.3%-88.4%)
ねこだまし-強い技ではありますが、サイクルに専念してもらうため蜻蛉返りの方を優先的に打っていました。
とんぼがえり-毎試合に必ず打ってました。トリル下でもガオガエンを出していれば蜻蛉返り→レックウザ投げで一方的にアドを取れる展開となるのでトリックルームを用いて戦うグラネクロ構築はかなり有利でした。
反省点としてはもうちょっと素早さを落としてもよかったかもです。
フレアドライブ-ナットレイを処理してもらう為の技。構築上そんなに打つ機会はありませんでしたが、しっかり活躍してくれたと思います。
バークアウト-本戦では当たりませんでしたが、ミュウツー構築には積極的この技を当てに言ってました。叩き落とすも強いと思いますが、サポーターとしてはこの技の優先度の方が高いと思っていたのでバークアウトを採用しました。ですが、ルナアーラの処理が困ることもあるので一長一短だと思います。
カプ・コケコ
性格: おくびょう
実数値:145-X-105-147-96-200
努力値: 0-X-0-252-4-252
持ち物: 電気z
特性: エレキフィールド
技構成: かみなり とんぼがえり マジカルシャイン まもる
かみなり-そんなにこの技自体は打たないです。10万ボルトとの差別点はZ技にした際に威力が10上がる事なのですが、Z技を消化した際に雷を外す試合が偶にあったので普通に10万ボルトでもいいと思います。
とんぼがえり-地面タイプにも通る為カイオーガの水技を通す際に交代際に出てきたグラードンをカモにできるので強かったです。オーガレックに入ってるコケコは基本選出に組み込む駒でしたらとんぼがえりの方が強いと思います。
マジカルシャイン-ボーマンダやジャラランガに対して打つ技。挑発と迷いましたがジャラランガが普通にキツイので今回はマジカルシャインにしました。
まもる-必須
性格:ようき
実数値: 140-150-83-X-94-162
努力値: 0-252-0-X-4-252
持ち物:きあいのタスキ
特性:ひらいしん
技構成:ねこだまし びりびりちくちく ほっぺすりすり とんぼえがり
ねこだまし-必須
びりびりちくちく-フィールドが乗ってると火力が無茶高いです 偶にランドロスに打っています。
ほっぺすりすり-この構築の唯一のS操作です。ジオコントロールを詰んだゼルネアスによく打ちます。
とんぼがえり-必須です。常にサイクルにおいて有利を取りたいので選出した試合は毎回打っていたと思います。
性格:ようき
実数値: 171-161-153-X-125-127
メガ進化後:171-171-173-X-142-171
努力値:124-44-20-X-116-204
持ち物:メタグロスナイト
特性:クリアボディ→かたいツメ
HB-A255の断崖の剣高乱数耐え(150-175 87.7%-102.9%)
HD-C147のカプ・コケコの10万ボルトZ高乱数耐え(150-177 87.7%-103.5%)
C189のルナアーラのシャドーレイ高乱数耐え(150-176 87.7%-102.9%)
S- 最速103族抜き
調整段階では90族抜きでしたが、準速レックウザ等を抜きたいなと思いここまで伸ばしました。
アイアンヘッド-基本的にはカプ・テテフゼルネアスにしか打ちません。怯みも期待できるので強かったです。
冷凍パンチ-元々しねんのずつきだったのですが、予選にて全く打たなかったので必要ないと判断し、れいとうパンチに変更しました
バレットパンチ-アイアンヘッドをうった際にゼルネアスにミリで耐えられるのでそれの後処理として採用しました。
まもる-他に入れたい技がないため必須です。
選出パターン
vsグラゼルネIFK
先発
後発
メタグロスでゼルネアスを倒したら切り気味で動いて大丈夫です。
グラゼルネ相手のレックウザの役割自体はエアロックで完結しているので、メガシンカはメタグロスを優先してください。ですが、タイミングを踏み間違えると威嚇を受けてしまう為そこは気をつけながら対戦しましょう
vsグラゼルネタクン
先発
後発
相手の構築にモロバレルが居ないのでガオガエンでサポートして剣舞レックウザ通して行くプランでかてます。
相手がドータクンでトリルしてくるプランを取ってきたらガオガエンを大切にしつつレックウザで積極的に攻撃して行ければしていけば勝てます。
VSテンプレグラゼルネ
先発
後発
基本的にモロバレルの処理を優先しましょう、後々メタグロスで詰める際に弊害となってしまうので。
グラゼルネに関しては伝説相性的には有利を取れていますが、相手のプレイングによっては負ける相手ではあるので1ターン毎慎重な立ち回りが求められるので頑張りましょう。
vsゼルネレック
先発
後発
カモです、メタグロスを大事にすれば基本的には負けません。
因みにウツロイドの枠がランドロスでも選出自体は同じですが動き方が若干変わります。
相手のレックウザには大地の力などが入っているケースが多いので、ガオガエンを盤面に送り出し猫騙しなどを絡ませてダメージを稼いでコケコのマジシャンで落ちるぐらいしとくのが理想的な展開です。
相手のレックウザの素早さが割れているのであれば、天候書き換え+冷凍パンチも勝てるので勝ち筋に幅がありかなり有利です
VSゼルネレック
先発
後発
選出自体は変わらないのですが相手が初手と出してきたら相手は乱気流で冷凍パンチの威力を弱めつつジメンzを消費してくるため必ず蜻蛉で天候を変えながら冷凍パンチ打つこと意識しましょう。
それ以外は前述したことをやっていれば基本的には勝てます。
VSグライベル
先発
後発
比較的有利寄りです。
カイオーガでこごかぜを撒いて後ろのメガレックウザで身代わり剣舞などをして全抜きを狙うプランでも勝てますし、結構勝ち方に幅があるります。
ただレックウザだけは大切に扱わないと負けに直結しかねないのでそこは注意するべき点だと思います。
VSイベルオーガ
先発
後発
有利です
電気zで一体倒してカイオーガで詰めていく感じで立ち回りましょう。
仮にトリックルーム展開された場合はガオガエンのねこだましを絡めてターンを消費して行ければ基本的には有利かなと言った感じです。
VSルナゼルネ
先発
後発
相性的には五分五分だとは思いますが相手のルナアーラを倒せばかなり有利になるので、それを基準としたプランを立てていけば勝てます。
他の選出パターンで聞きたいところがあればなんでも教えます。
総括
僕がこのルールで作り上げた一つの集大成なので最後まで真面目に書き残しておきました。
世界大会行く人の参考にでもなれば幸いです。
かなり練習をしていましたがBest32という不甲斐ない結果に終わってしまって申し訳ないです。
反省点としては、レックオーガクロバ系統の主な回答を用意してなかったことだと思います。
Top32の時にそれに当たって普通に負けました。Bo3の練習も身内内でしていましたが、まだまだ甘かったです。反省
この萎えを解消するために世界大会にて頑張ります!と書いてたら乃木坂のLIVE当たって日程被ってるので乃木坂いきます。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
Showdown text
Rayquaza-Mega @ Aguav Berry
Ability: Delta Stream
Level: 50
EVs: 28 HP / 36 Atk / 4 Def / 188 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Dragon Ascent
- Swords Dance
- Substitute
- Protect
Kyogre-Primal @ Blue Orb
Ability: Primordial Sea
Level: 50
EVs: 124 HP / 132 Def / 44 SpA / 4 SpD / 204 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Origin Pulse
- Water Spout
- Icy Wind
- Protect
Incineroar @ Assault Vest
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 164 HP / 4 Atk / 84 Def / 180 SpD / 76 Spe
Careful Nature
- Fake Out
- Snarl
- U-turn
- Flare Blitz
Tapu Koko @ Electrium Z
Ability: Electric Surge
Level: 50
EVs: 252 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
- Thunder
- U-turn
- Dazzling Gleam
- Protect
Metagross-Mega @ Metagrossite
Ability: Tough Claws
Level: 50
EVs: 124 HP / 44 Atk / 20 Def / 116 SpD / 204 Spe
Jolly Nature
- Iron Head
- Bullet Punch
- Ice Punch
- Protect
Togedemaru @ Focus Sash
Ability: Lightning Rod
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
Jolly Nature
- Nuzzle
- Zing Zap
- U-turn
- Fake Out